BACKLASH 20AW LEATHER ITEMS
昨日のincarnationに続き、
BACKLASHからも各種レザー・アイテムの新作入荷が有りました。
本日は一気にご紹介をさせて頂きたいと思います。
LOOMで提案するレザー製品の最低必要条件として、
やはり、"単純に格好良いモノ。" が挙げられます。
いつ見ても、気分が高揚し、心躍る感覚。
それがBACKLASHの製品からは、いつも感じ取れます。
皮革の生成過程、製品染色や洗浄の加工を含め、
レザーそのものが放つ生々しい雰囲気、表情、そして経年変化。
今回のデリバリーも、そんな魅力がギッシリと詰まった作品群。
是非、一つ一つをじっくりとご覧頂けましたら幸いです。
▶ STOCK LIST
ISAMU KATAYAMA BACKLASH ( https://loom-osaka.com/collections/isamu-katayama-backlash )
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[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH exclusive DOUBLE BREASTED JACKET
Price / ¥264,000 - (in tax)
Size / L
Color / Black
Material / Japan Calf Shoulder Leather (Object Dyed)
BACKLASHのダブル・ライダース。
恐らく、今BLOGをご覧になっている皆様の多くが、
一度は袖を通した事が有るかと思います。
様々な革種やタンナーの違いで、様々な作品が生み出されていますが、
本作は、今現在進行形のLOOMが、"完成形" と云わしめる作品になっています。
LOOM exclusiveという事で、各サイズピッチを指定して、
デフォルトのボディよりも全体的に長方形のボックス・シェイプに昇華。
特に袖丈に関しては、着用を重ねる事で肘周辺に革の溜まりが生成され、
当初よりも短くなる事を想定した上での、やや長めのピッチに指定。
ダブル・ライダースとして普遍的なデザイン・パーツのディティールは、
そのままに残し、クラシカルでスタンダードな作品に纏めています。
BACKLASHのダブル・ライダースとしては、
やはり代名詞、定番的なイタリアン・ショルダーのタイプを
思い浮べられる方が多いのでは無いでしょうか。
近年、日本国内のタンナーの技術技量の向上が著しく、
イタ・ショルにも引けを取らない、或いは、それを凌ぐ程に
高品質な革素材を生成させる事が出来る様になって来ています。
非常に肉厚で堅牢感の強い革質で、荒々しい粗野味や大振りのトラ皺が見られ、
獰猛な成牛そのものを感じさせる、強烈な個性を発揮するジャパン・ショルダー。
時間をじっくり掛けてオイルを潤沢に革の深層部にまで浸透させた下地。
製品縫製後に染色を施す事で、より明確な陰影感を持つ色斑が浮上がります。
フロントをオープンにさせた状態は、
製品染色特有の、ジップが波打つ様にシルエットを形成するのが、
如実に見て採れる仕様になっています。
脈動的に揺れ動く革の表情、革の生成時にオイルを潤沢に入込む事で、
当初は非常に硬質なショルダー部分の革も柔軟でしなやかさを持合せた、
取廻し着廻し、扱い勝手の良い革質へと変化しているので、
非常にスムーズな着用感を得る事が出来る様になっています。
ジップを配したレザーは、その種類に由って雰囲気が大きく変わります。
以前まではBACKLASHのレザー = riri社のジップが付属、施工。
というイメージが出来上がっていたかと思いますが、
昨今ではモデルに由っては、YKK社のEXCELLAジップを施工しています。
エレメント(ジップの駒)を一つ一つ研磨して構成されるジップ・パーツ。
煌びやかな光沢感の強い、高級感や気品溢れる雰囲気が特徴です。
サイズは、Lサイズ一択でのセレクト、バイイングを行いました。
以前でしたら、S~Mも含めたラインナップだったかと思いますが、
やはり近年はボディ・スーツの様なタイト感の強い着用では無く、
サラッと軽快に羽織る用にしたスタイリング、着用感を提案致します。
ギュギュっと今にも革の鳴る音が聴こえて来そうな、そんなショット。
レザーの醍醐味で有る、経年変化に伴った柔軟性の増加が愉しめます。
バック・シルエット。
しっかりとウェストの括れを感じさせる緩急メリハリの付いたシルエット。
大振りでダイナミックなトラ皺、シボ感を背中一面で映し出しています。
雄々しい程に野性味溢れる革そのものを身に纏う感覚は、
男性なら嫌が応にも、魅力を感じざるを得ない作品になっています。
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[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH SUEDE COVER ALL BLOUSON
Price / ¥231,000 - (in tax)
Size / L
Color / Black
Material / Japan Calf Reverse Leather (White Tanned)
恐らく、LOOMでは初の取扱いとなるスウェード・レザーのジャケット。
所謂、リバース・レザーの生々しい毛羽を短く刈り込んで、
オイル等を潤沢に撫で付ける様にして表面を滑らかに加工。
その"裏面"を、表面にして製品縫製したものになります。
M-65のフィールド・ジャケットのディティールを持つ、
カバーオール・ジャケットとして、随所に拘りを持たせたデザイン。
些細ですが、
右胸と左裾のポケットはフラップ付き、
左胸と右裾のポケットはフラップ無しの形状を。
その中央を、オリジナルの引手を排したYKK社のEXCELLA ZIPが走り、
艶々しい光を放ちながら、高級感や上品さを持った雰囲気に。
カバーオール特有の、自然体に格好を付けて羽織る事が出来る感覚。
鈍く佇む様に光を吸込み、重厚な陰影感を放つ表情とは真逆で、
余り何も考え込まずに、スッと袖を通すだけで様になるジャケット。
モデル着用では、ほんのりと落ち感が出た肩周辺ですが、
大凡、ジャストの感覚で肩線を合わせて着用して頂けます。
その分、腕周りや身幅に適度な余裕余白を持たせたサイズ感、
このバランス感が絶妙なリラックス感を与えた着用感になっています。
元々はジャパン・カーフの白鞣しの革素材を用いており、
それを少し青味掛かった黒に染色を施して生成されたもの。
スウェード面の毛羽を短く刈り込み、オイルを潤沢に浸透させ、
歪で不規則な凹凸面を巧く活かした、綺麗な斑感の在る表情。
ほんのりと浮き上がる様な縫製のステッチ糸や、
艶めかしいニッケルの光沢感が際立つジップ・パーツ。
それ等周辺のパーツ端等が主だって、擦れやアタリが生成されます。
長めに設定された着丈は、ボリュームのあるボトムスとも相性が良く、
全体の着用シルエットを綺麗に纏め、バランス良く魅せてくれます。
こうして腕を挙げると、かなりボリューミーなサイズ感に見えますが、
実際は、上述の様に適度なリラックス感を演出させた収まりの良いサイズ感。
衿部分には、脱着可能なボア状の別布パーツが付属します。
気温や気候、或いは気分に応じて、簡易に着外しが可能です。
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[ Bag ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH x GAIEDE ONE SHOULDER BAG
Price / ¥64,900 - (in tax)
Size / F
Color / Black
Material / Calf Leather (Soft Finished)
続いて、昨シーズンから展開を開始した、
GAIEDEとのコラボレーション作品の中から、
カーフ・スキンを用いたワンショルダー・バッグ。
GAIEDEはレザーの彫刻的なデザイン、カービングを得意とする
国内の皮革メーカー・ブランドです。
BACKLASHの通常コレクションより、
更にモード感の強いデザイン性が特徴となっています。
カーフ・スキン、国産の生後半年以内の仔牛革。
繊維質の細かな革質の深層部まで、
じっくりと時間を掛けて、たっぷりオイルを浸透させています。
その為、使込む程にオイルが徐々に浮き上がって来て、
色艶が一段と増して行く様がつぶさに見る事が出来ます。
生前由来の生々しいシボ感、それさえも柔軟に仕上げた
鞣し加工の技量の高さも、同時に感じる事が出来ます。
各ファスナーには滑らかなスライドが持ち味の、
スイスのriri社製のM6ジップを採用しています。
装用者の身体のラインに沿う様にフィットするボディの形状。
ワンショルダー・バッグと云うよりも、
ボディ・バッグの形容が相応しいかも知れません。
しなやかに滑らかなカーフ・スキンの柔軟な革質の特徴を活かした、
ダーツやプリーツの様にして、レザーのドレープ感を演出したデザイン。
手縫いで革を捲込む様にして造形されているのも特徴です。
収納容量としては、財布や煙草の携帯品は勿論の事、
500ml程のペットボトルも難なく収納可能な大容量になっています。
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[ Wallet ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH ROUND FASTNER WALLET
Price / ¥52,800 - (in tax)
Size / F
Color / Black
Material / Italy Horse Leather (Vachetta Finished)
そして、ヴァケッタ仕上げを施したイタリアン・ホース・レザーの長財布。
イタリアの老舗タンナーに由る、天然植物性由来のタンニンを用い、
じっくりと時間を掛けて革の深層部まで浸透させて生成された馬革。
最近ではウォレット・コードを用いたスタイルからは疎遠になっていますが、
その名残と言うべきか、アクセサリー・パーツとしても光る、
ブランド名が刻印されたニッケル・パーツ。
日本人の為の、と言って良い程にコンパクトな収納が可能な造り。
画像では少し分かり辛いですが、キャッシュレスが進む世の中でも、
やはり日本人特有の紙幣、コイン、カード等の多岐に亘る収納物が、
利便性を追求した非常に使い勝手の良い、内部構造になっています。
このイタリアン・ホースのラウンド・ファスナーのタイプでは、
標準でニッケル・パーツが採用されていますので、
特段別注仕様を依頼する必要が無く、最初から上品で高級感が有ります。
やはり、使込む事で色艶、黒味が増して行く経年変化が愉しめます。
日常の中で、一番毎日触れる機会が多い財布だからこそ、
革の成長の早さを実感して頂けるかと思います。
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[ Smart Phone Purse ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH SMART PHONE CASE / PURSE LARGE
Price / ¥27,500 - (in tax)
Size / Large
Color / Black
Material / Italy Double Shoulder Leather
昨シーズンに入荷していた物より、一回り大きいスマホ&コイン・ケース。
所謂、iphone plusやMAX等の大きいサイズにも対応するサイズです。
革素材や機能面は同一ですが、改めて詳細をご紹介致します。
BACKLASHの代名詞的なレザー、イタリアン・ダブル・ショルダーを用いた、
手帳型ウォレット機能付きのスマート・フォン・ケース。
内部左側にはカード類4枚と、紙幣を折畳んで収納出来るポケット。
内部右側にはスマホをPVCケースにセットして、スライド大に貼付セットする仕様。
野性味の非常に強い成牛の肩部分の革素材を用いる事で、
大振りで迫力のあるトラ目や、色気艶味を感じさせる表情が在ります。
重厚感、堅牢感の強い革質ですので、こうした日常使いが主な、
耐久性を求められるアイテムに最適な革素材と云えます。
スマートフォンを市販のPVCケース等にセットして、
そのケースに付属の接着シールを添付し、
このスライド台に両面添付する事で、セットする事が出来ます。
外側の背面には、マチ付きのコイン・ポーチがジップで施工され、
コンパクトな収納の造りになっています。
カード、紙幣、コイン、スマートフォンの全てがこのケースで網羅出来、
日常使いから、旅先での使用等、非常に利便性の良いアイテムとなっています。
▶ STOCK LIST
ISAMU KATAYAMA BACKLASH ( https://loom-osaka.com/collections/isamu-katayama-backlash )
[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH exclusive DOUBLE BREASTED JACKET
Price / ¥264,000 - (in tax)
Size / L
Color / Black
Material / Japan Calf Shoulder Leather (Object Dyed)
[ Jacket ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH SUEDE COVER ALL BLOUSON
Price / ¥231,000 - (in tax)
Size / L
Color / Black
Material / Japan Calf Reverse Leather (White Tanned)
[ Bag ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH x GAIEDE ONE SHOULDER BAG
Price / ¥64,900 - (in tax)
Size / F
Color / Black
Material / Calf Leather (Soft Finished)
[ Wallet ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH ROUND FASTNER WALLET
Price / ¥52,800 - (in tax)
Size / F
Color / Black
Material / Italy Horse Leather (Vachetta Finished)
[ Smart Phone Purse ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH SMART PHONE CASE / PURSE LARGE
Price / ¥27,500 - (in tax)
Size / F
Color / Black
Material / Italy Double Shoulder Leather
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
※SUMMER SALE (~8月31日) *不定期に内容を更新します。
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LOOM KOBE ATELIER
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